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全長4760mm・7人乗りの大空間MPV。3列シートを畳めば自転車も積める850Lの荷室と、頭上を覆う大型ガラスルーフで、家族の冒険を豊かに彩る。
プジョーのMPV、リフターのなかでも全長を伸ばし、3列シートで7人が乗れるよう仕立てられたのがリフターロングである。商用バンと骨格を共有する成り立ちでありながら、樹脂のクラッディングやルーフレール、高めの車高がもたらす外観はラフで実用一辺倒の道具には見えず、プジョーらしい表情をまとう。室内は小径ステアリングと高い位置のメーターを組み合わせたi-Cockpitを備え、3列目を取り外しシートを倒せば最大およそ2,693リッターという広大でフラットな荷室が現れる。
リフターは2018年に欧州で登場した。商用車ベースのレジャー向けMPVという成り立ちで、デビュー翌年の2019年にはイギリスのカー・オブ・ザ・イヤーでベストMPVに選ばれるなど、その実用性とデザインが評価された。プラットフォームはプジョー・シトロエン由来のEMP2で、シトロエン・ベルランゴ、オペル・コンボ ライフ、トヨタ・プロエース シティ ヴァーソといった兄弟車を持つ。
欧州ではこの種の多人数・多用途MPVが堅実な層に支持されてきた。流行のSUVとは異なる、空間と積載のわかりやすさを軸にした立ち位置が、リフターの持ち味として受け止められている。
日本にはまず5人乗りのリフターが2019年10月に上陸し、その後2023年1月に3列7人乗りのリフターロングが加わった。動力は1.5リッターのクリーンディーゼル、BlueHDi(最高出力130ps、最大トルク300Nm)に8速ATを組み合わせる。全長4,760mm、全幅1,850mm、全高1,875mmという堂々とした体躯で、WLTCモード燃費は18.1km/Lとされる。
2024年8月、リフターは大きな改良を受ける。フロントには新世代のブランドロゴと、ライオンの爪を思わせる3本線のデイタイムランニングランプを配し、ヘッドランプはLED化された。室内ではタッチスクリーンが従来の8インチから10インチへと拡大され、インフォテインメントも刷新されている。リフターロングの改良モデルの価格は468万円となった。
同じ骨格から生まれた兄弟車が数多く存在するなかで、リフターロングはデザインの個性と7人乗りの実用性を両立させた一台といえる。多人数で乗る機会が多く、なおかつ画一的なミニバンとは少し違う雰囲気を求める人にとって、フランス車との付き合いを始める入り口になりうる。
| 新車価格帯 | 455〜455万円 |
| ボディサイズ | 全長4,760 × 全幅1,850 × 全高1,900mm |
| ホイールベース | 2,975mm |
| 車両重量 | 1,700kg |
| エンジン | 1.5L直4ディーゼルターボ |
| 最高出力 | 130ps/3750rpm |
| 変速機 | 8速AT |
| 駆動方式 | FF |
| 燃費(WLTC) | 18.1km/L |
| 乗車定員 | 7名 |
| 荷室容量 | 850L |
※輸入元の公式情報を基に編集部が掲載しています
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