メガーヌ

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RENAULT メガーヌ

#メガーヌ(4代目)

ルノー・スポールが鍛えた『R.S.』でFFホットハッチの頂点を争った名門。ニュルブルクリンク最速を幾度も塗り替えた走りは、走り好きの憧れだった。2023年に生産終了。ワゴンボディのスポーツツアラーや、通常モデルとRSの間に位置するGTグレードのバランスの良さにも注目。

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ルノーのラインアップで長くCセグメントの中核を担ってきたのがメガーヌである。その4代目は、先代までと比べて全体に低く幅広いプロポーションへと姿を変え、ダイナミックな立ち姿を獲得した世代だった。デザインを率いたのはローレンス・ヴァン・デン・アッカーで、フロントには涙のしずくを思わせるCの字型のフルLEDデイタイムランニングランプを配し、上級セダンのタリスマンと共通するブランドの新しい表情をまとっていた。上級グレードのGTには後輪も操舵する4WSシステム「4コントロール」が与えられ、低速での小回りと高速での安定を両立させる味付けが、走りの個性となっていた。

メガーヌの歴史は1995年に始まる。ルノー19の後継として登場した初代に続き、2002年の2代目では大胆な内外装が話題を呼び、ルノー・スポール=R.S.を冠するスポーツモデルが初めて加わった。2008年の3代目を経て、この4代目は2015年のフランクフルトモーターショーで世界初公開され、欧州では2016年から販売が始まっている。

欧州ではフォルクスワーゲン・ゴルフをはじめとするライバルがひしめく激戦区にあって、メガーヌはルノーの屋台骨を支える基幹車種として位置づけられてきた。ハッチバックに加え、ステーションワゴンやセダンも展開され、家族向けの実用車から走りに振ったモデルまで幅広い顔を持っていた。

日本へは2017年11月に上陸した。導入されたのはスポーティ路線に絞った構成で、ハッチバックのGTとGT-Line、そしてワゴンのスポーツ・ツアラーが用意された。最上級のGTには最高出力205ps、最大トルク280N・mを発生する1.6リッター直列4気筒ターボを搭載し、7速ATを組み合わせる。GT-Lineには132ps、205N・mの1.2リッター直列4気筒ターボが積まれた。いずれも前述の表情豊かなLEDランプと、ルノー・スポール由来の意匠を随所に持つ仕立てであった。

さらに、本格的な高性能版として1.8リッターターボを積むメガーヌR.S.も設定された。R.S.は2017年に発表され、走りを求める層に向けた頂点として君臨した。

新車価格はおよそ263万円から354万円の範囲にあった。現在は中古市場でその姿を探すことになる世代だが、輸入ハッチバックらしい個性的なデザインと、4コントロールがもたらす独特の走り味は、フランス車の楽しさを知る入り口のひとつとして、今なお魅力を保っている。

基本情報(スペック)を見る
ボディサイズ全長4,410 × 全幅1,875 × 全高1,465mm(R.S.)
エンジン1.8L 直4ターボ(R.S.)
最高出力279〜300ps(R.S.)
最小回転半径5.2m
駆動方式FF
乗車定員5名

※スペックは当時の代表的なグレードの概略です(編集部調べ)

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