DS 7

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DS DS 7

#DS 7

DSオートモビルのフラッグシップSUV。アルカンタラやナッパレザーを纏うオートクチュール空間と、PHEVの力強い走りが贅沢な旅のパートナーとなる。

クルマの解説を読む(特徴・歴史)

DS 7は、フランスの高級車ブランドDSオートモビルが手がけるSUVである。車内に乗り込むと、まず目を引くのがダッシュボード上のアナログ時計だ。エンジンを始動すると盤面がせり上がって回転する仕掛けで、フランスの時計メーカーB.R.M製のこの時計が、内装のしつらえ全体の方向性を物語っている。ナッパレザーや、腕時計の装飾技法であるクル・ド・パリ加工を施したクローム部分など、細部に凝った質感づくりは「フレンチラグジュアリー」を掲げるこのブランドの主張そのものだ。走りの面では、路面をカメラで先読みして減衰力を調整するアクティブスキャンサスペンションを上位グレードに備え、ゆったりとした乗り心地に振った性格を持つ。\n\nDSという名前は、かつてシトロエンが世に送り出した名車「DS」に由来する。2014年、シトロエンはこのDSを独立した高級車ブランドとして切り離した。DS 7はそのブランドにとって最初の本格的な単独モデルであり、専用に開発された新世代の第一弾という位置づけになる。発表前の2017年5月、大統領に就任したエマニュエル・マクロンが就任式のパレードでこのDS 7クロスバックの特別仕様車に乗ったことは、ブランドの船出を象徴する出来事として語られている。\n\n市場では、アウディQ3やレンジローバー・イヴォークといったプレミアムSUVに対する、もう一つの選択肢として投入された。激戦区である小型プレミアムSUVに、新興のフランス勢が真正面から挑んだ格好だ。欧州メディアの評価はおおむね好意的で、快適性や内装の仕立ては高く評価された一方、走りの楽しさという点では辛口の声もあった。\n\n日本へは2018年7月、「DS 7クロスバック」の名で上陸した。当初は2リッターのディーゼルターボや1.6リッターのガソリンターボを軸に展開し、のちにプラグインハイブリッドの4WD「Eテンス4×4」も加わっている。新車価格はおよそ478万円から783万円と、輸入プレミアムSUVらしい価格帯に置かれていた。\n\n2022年、大幅な改良を機に車名から「クロスバック」が外れ、単に「DS 7」となった。新しいヘッドライトやダイヤモンドをモチーフにしたグリルで顔つきを刷新し、バンパー左右に伸びる細いデイタイムランニングランプが特徴的な表情を与えている。動力の主役はプラグインハイブリッドへと移り、日本では2023年4月、ガソリンエンジンにモーターを組み合わせた「Eテンス4×4」を積む「DS 7 オペラ」が799万円で導入された。\n\nプジョーやシトロエンと同じグループに属しながら、DS 7はあくまで質感と独自の世界観で勝負するモデルだ。ドイツ勢のプレミアムSUVとは違う、フランス流の華やかさや手仕事の趣に惹かれる人にとって、この一台はDSというブランドを知る入り口になりうる。

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新車価格帯523〜782万円
ボディサイズ全長4,590 × 全幅1,895 × 全高1,635mm
ホイールベース2,730mm
車両重量1,590kg
エンジン1.6L直4ターボ / PHEV
最高出力225〜360ps
変速機8速AT
駆動方式FF/4WD
燃費(WLTC)13.9〜16.4km/L
乗車定員5名
荷室容量555L

※輸入元の公式情報を基に編集部が掲載しています

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