DS 3

カタログ
編集部

タップで拡大

DS DS 3

#DS 3

パリのモード界に着想を得たコンパクトラグジュアリーSUV。ナッパレザーとDS Wingsが宿すオートクチュール感覚は、他のどんな輸入車にも代えられない体験。

クルマの解説を読む(特徴・歴史)

DSオートモビルが日本へ送り出すラインアップのなかで、最も小さなSUVがDS 3である。プジョーやシトロエンと同じグループに属しながら、内外装には独自の華やかな意匠が与えられ、ダイヤモンドを思わせる装飾やくっきりとした面構成で、コンパクトな車体に上級感をまとわせている。全長はおよそ4,120mm。扱いやすい寸法のなかに、デザインと雰囲気づくりを優先した個性的な室内が広がる。実用性や素材の質感を細かく見れば同クラスの実力者に一歩譲る場面もあると評されるが、その独特の世界観こそがこの車を選ぶ理由になっている。

DSは比較的新しいブランドだ。もともとシトロエンの上級ラインとして始まり、2014年にフランス車のプレミアムブランドとして独立した。名はかつての名車シトロエンDSにちなみ、フランス語で女神を意味する「デエス」の響きにも掛けられている。DS 3はそのブランドが手がけたコンパクトSUVで、登場時の正式名称はDS 3クロスバックだった。

このモデルは欧州で成長を続けるコンパクトSUV市場に向けて投入された。プラットフォームはプジョー208などと共通のCMPを用い、グループの素性を活かしながらDSらしい仕立てで差別化を図っている。英国などのメディアからは、際立つデザインと充実した装備が評価される一方で、スタイルを優先した結果として実用面で物足りなさが残るとの指摘も受けてきた。

日本では2019年6月に発売された。価格は299万円から404万円。動力の中心は1.2リッター直列3気筒のPureTechターボエンジンに8速ATを組み合わせる構成で、軽快に扱える。さらに2020年7月には完全電動のDS 3クロスバックE-TENSEが追加され、登場時点で小型SUVとしては数少ないフル電動モデルのひとつとなった。E-TENSEは当初50kWhのバッテリーを積んでいた。

2022年には欧州で改良が行われ、車名から「クロスバック」が外れて単にDS 3へと改められた。電動モデルのE-TENSEはモーター出力とバッテリー容量が見直され、一充電あたりの航続が伸びている。日本へは2023年5月にこの改良モデルが導入され、デザインの手直しと装備の充実が図られた。

兄弟車にあたるプジョー208やシトロエン、オペルのコンパクトカーが基本を共有する一方で、DS 3はそれらより上の価格帯に身を置き、装いと雰囲気で勝負する立ち位置にある。アウディQ2のようなプレミアムコンパクトを意識しつつ、より個性的なフランス流の華やかさを求める人にとって、輸入車の入り口のひとつとなりうる一台だ。

基本情報(価格・スペック)を見る
新車価格帯438〜516万円
ボディサイズ全長4,120 × 全幅1,790 × 全高1,550mm
ホイールベース2,560mm
車両重量1,380kg
エンジン1.5L直4ディーゼルターボ
最高出力130ps/3750rpm
変速機8速AT
駆動方式FF
燃費(WLTC)21km/L
乗車定員5名
荷室容量350L

※輸入元の公式情報を基に編集部が掲載しています

レクサスLBXも驚くガチの小さな高級SUV「新型DS3」の異次元すぎる内外装デザイン
チラカーライフ・YouTube
【DS3クロスバック】マイチェン直前に大本命きた!ディーゼルの魅力と最大のネックとは?
チラカーライフ・YouTube

この図鑑に直したい・足したい情報がありますか? 編集部に提案する →

みんなの声
この組み合わせの声は、まだありません