ドブロマキシ

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FIAT ドブロマキシ

#ドブロマキシ

ドブロの全長を伸ばしたロング版。3列シート/7人乗りや長尺物に対応する実用MPVで、ベルランゴ・ロング/リフター・ロングと中身を同じくする。

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ドブロ マキシは、フィアットが手がける実用本位のMPVである。丸みを残した親しみやすいフェイスに、バンパーやサイドを黒で引き締めた装いをまとい、道具としての気負いのなさと、どこか抜けた愛嬌を同居させている。内装は華美な演出を避け、座面の高い視界の開けた運転席と、四角く取り回しのよい広大な荷室が主役だ。標準のドブロが5人乗りの2列シートであるのに対し、マキシは全長を伸ばして3列シート7人乗りとした長尺版にあたる。3列目は取り外しが可能で、人を運ぶ日も、荷物と過ごす日も、使い手の都合に合わせて素直に応える。

現行のドブロは数えて3代目にあたる。先代までがフィアット独自の設計であったのに対し、この世代は2022年に欧州で登場した新型で、ステランティス発足後の車らしく、シトロエン・ベルランゴ、プジョー・リフターと基本構造を分け合う一台へと生まれ変わった。日本へドブロが正規導入されたのも、この3代目が初めてである。

欧州では、フォルクスワーゲン・カングー(ルノー)らがしのぎを削るこのジャンルにあって、ドブロは3兄弟の一角として実用ミニバン市場に名を連ねている。

日本では2023年5月11日、標準のドブロとマキシが同時に発売された。動力は1.5リッターの直列4気筒ディーゼルターボ(最高出力130ps)に8速ATを組み合わせ、マキシのWLTCモード燃費は18.1km/Lとされる。発売時のマキシの価格はおよそ429万円であった。全長4,770mm、ホイールベース2,975mmという数値が示すとおり、標準車に対して全長で365mm、ホイールベースで190mm長く、その差がそのまま3列目の居住性と積載の余裕につながっている。

2024年12月5日、ドブロは内外装を刷新する改良を受けた。新世代のフィアット・ブランドロゴを内外に採用し、左ヘッドライト脇には1980年代から90年代のロゴを思わせる4本線のマークを配置。LEDヘッドライトやグレーのスキッドプレートを与えて表情を整えた。安全面ではミリ波レーダーを追加し、停止後の再発進に対応するなどアダプティブクルーズコントロールの機能を高めている。

兄弟車のベルランゴやリフターと骨格を共有しながら、ドブロは黒を効かせた素っ気ないほどの実直さで自らの個性を主張する。7人乗りの長尺ボディと脱着式の3列目という構成は、人も荷物もまとめて運びたい家族や、相棒として道具に長く付き合いたい人にとって、欧州製ミニバンへの飾らない入り口となりうる。

基本情報(価格・スペック)を見る
新車価格帯468〜468万円
ボディサイズ全長4,753 × 全幅1,848 × 全高1,860mm
ホイールベース2,975mm
車両重量1,650kg
エンジン1.5L直4ディーゼルターボ
最高出力130ps/3750rpm
変速機8速AT
駆動方式FF
燃費(WLTC)18.2km/L
乗車定員7名
荷室容量775L

※輸入元の公式情報を基に編集部が掲載しています

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