308SW

カタログ

PEUGEOT 308SW

#308SW(初代)

308の初代ステーションワゴン。広大なパノラミックガラスルーフと積載性の高いラゲッジを備え、実用性とデザインを両立。1.6Lターボのしっとりした走りも魅力。

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プジョー308SWの個性は、頭上に広がる一枚の大きなガラスにある。フロントウインドウの上端から後席の上まで連続するパノラミックガラスルーフは、面積にしておよそ1.68平方メートル。当時のプジョーとして史上最大というそのガラスエリアが、ステーションワゴンの実用性に開放感という別の価値を重ねていた。乗り味は俊敏さよりも、長い距離を穏やかに流すことに向いた落ち着いたもので、家族とともに過ごす道具としての性格が色濃い。

308は2007年に登場した小型ファミリーカーで、307の後継として送り出された。ハッチバックに続き、ワゴンの308SWは2007年のフランクフルトショーにコンセプトのプロローグが、2008年3月のジュネーブショーに市販型が披露され、その年の夏から欧州で販売が始まっている。日本へは2008年9月に上陸した。

欧州では1.4リッターや1.6リッターのガソリン、複数のHDiディーゼルといった幅広いエンジンを揃え、5人乗りと7人乗りが選べる実用ワゴンとして展開された。走りそのものを際立った魅力とするより、快適さと積載性で日常を受け止めるタイプの一台として受け止められていた。

日本に導入された308SWは、3列7座のシートレイアウトを備えた点が大きな特徴だった。パワーユニットは1.6リッターの直噴ターボ(最高出力140ps、最大トルク24.5kgm)で、4速ATと組み合わされる。パノラミックガラスルーフを標準装備とし、装備を充実させたPremiumが339万円、ブラックレザー内装などを加えた上級のGriffeが389万円という価格設定だった。

欧州では2011年に前端のデザインを改めたフェイスリフトが行われ、停止時のアイドリングストップなどを備えたe-HDiも加わっている。日本向けにも改良が重ねられ、トランスミッションの多段化など細部の手直しを経て、初代308SWは2014年に役目を終えた。

同じ初代308にはハッチバックや、後に登場するクーペカブリオレの308CCといった仲間がいた。そのなかで308SWは、大きなガラスルーフと3列シートという分かりやすい個性で、輸入ワゴンに関心を持つ層の入り口になりうる存在だった。現在では中古車として手の届きやすい価格帯にあり、初代ならではのおおらかな性格を味わえる一台といえる。

基本情報(スペック)を見る
ボディサイズ全長4,500 × 全幅1,815 × 全高1,510mm
ホイールベース2,710mm
車両重量約1,480kg
エンジン1.6L直4ターボ
最高出力約156ps
変速機AT
駆動方式FF
乗車定員5名

※スペックは当時の代表的なグレードの概略です(編集部調べ)

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