308CC

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PEUGEOT 308CC

#308CC

電動格納ハードトップを備えた308のオープンモデル。屋根を閉じればクーペ、開ければ4人乗りカブリオレという二面性が魅力だった。

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プジョー308CCは、ハッチバックの308を土台に仕立てられた4シーターのオープンモデルである。屋根には2分割式の電動メタルルーフを採用し、閉じればクーペのような端正なシルエットを、開ければ開放的な四人乗りのカブリオレを一台でこなす。ルーフの開閉はセンターコンソールのスイッチ操作で完結し、その所要時間はおよそ20秒。後方へ長く寝かされたフロントガラスが生む伸びやかな姿は、実用一辺倒では割り切れない、移動そのものを楽しむための一台という性格をよく表していた。

CCの系譜をたどると、その前には2004年登場の307CCがある。電動メタルルーフを備えた手頃なオープンモデルとして307CCは日本で約3000台を売り上げるヒット作となり、その後継として308CCが送り出された。先代に対して全長は75mm伸び、全高はわずかに下げられて、より低く構えたスタイルが与えられている。ルーフの開閉時間も先代から約5秒短縮された。

日本での発売は2009年6月1日。搭載されたのは1.6リッターの直列4気筒ターボエンジンで、これに4速ATが組み合わされた。グレードはプレミアムとグリフが用意され、新車価格はおよそ399万円から455万円。フロントシートに内蔵された首元を温めるネックウォーマーや、外気温や日射に応じて空調を調整するオートエアコンなど、オープンで過ごす時間を快適にするための装備が盛り込まれていた。

2011年7月には、日本でもマイナーチェンジが実施される。フロントまわりは、上級セダンの508から始まった新世代のデザインへと改められ、表情が一新された。あわせてファブリックシートを採用したエントリーグレードが設定され、より手の届きやすい一台が加わっている。

兄弟車のハッチバック308と骨格を共有しながら、308CCはあくまで二枚の屋根を畳むことに性格を振った一台だった。生産は2014年に終えており、現在は中古車のみで出会える存在となっている。フランス車のオープンモデルがどのようなものか、肩肘張らずに触れてみたい人にとって、いまなお気になる選択肢のひとつだろう。

基本情報(スペック)を見る
ボディサイズ全長4,238 × 全幅1,820 × 全高1,427mm
エンジン1.6L 直4ターボ
駆動方式FF
乗車定員4名

※スペックは当時の代表的なグレードの概略です(編集部調べ)

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