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8年ぶりのフルモデルチェンジでファストバックSUVに生まれ変わったプジョーの旗艦。21インチパノラミックスクリーンと19.4km/Lの燃費が日常を豊かにする。
プジョーのSUVラインアップにあって中核を担う一台が3008である。三代目となる現行型は、SUVの力強い佇まいに後傾したルーフラインを与え、メーカー自身が「ファストバックSUV」と呼ぶクーペ風のシルエットへと姿を変えた。空気抵抗係数はCx0.28に抑えられている。室内には、湾曲した21インチのパノラミックスクリーンにヘッドアップ表示やメーター、中央のタッチ画面を一体化させたPanoramic i-Cockpitを初採用し、小径ステアリングを核とするプジョー独特の運転環境を一段と先進的なものに仕立てている。
3008の名は2009年に登場した初代にさかのぼる。初代はハッチバックの背を高めた個性的なクロスオーバーで、日本へは2010年に導入された。2016年に登場した二代目で本格的なSUVへと舵を切り、2017年には欧州カー・オブ・ザ・イヤーを受賞。この賞でSUVが頂点に立ったのは創設以来初めてのことで、ブランドの転換期を象徴する一台となった。
現行の三代目は本国で2023年9月に発表された。ステランティス・グループが新たに開発したプラットフォーム「STLA Medium」を採用する最初のモデルであり、内燃機関と電動の双方を見据えた設計が大きな特徴である。電気自動車のE-3008は2024年欧州カー・オブ・ザ・イヤーの最終選考に残り、世代交代の象徴として注目を集めた。
日本へは2025年7月2日に上陸した。まず導入されたのは48Vのマイルドハイブリッドで、1.2リッター直列3気筒ガソリンターボに電動モーターを内蔵した6速デュアルクラッチ式トランスミッションを組み合わせる。WLTCモードの燃費は19.4km/Lとされる。価格はAllure Hybridが489万円、GT Hybridが540万円、上級のGTアルカンタラパッケージが558万円という設定だ。
電気自動車のE-3008は、同年内の発売が予告されている。価格は760万円とされ、73kWhのバッテリーを積む構成では一充電あたりの航続にゆとりを持たせた仕様が用意される。ガソリンから電気まで、同じ顔立ちのまま多様な動力を選べる点が現行型の懐の深さである。
兄弟車には、3列シートを備えてより大柄なボディとした5008が控える。クーペSUVという独自の方向に踏み出した3008は、実用性だけでなく、デザインや先進的な室内に心を動かされる人にとって、フランス車への入り口となりうる一台だ。
| 新車価格帯 | 489〜760万円 |
| ボディサイズ | 全長4,565 × 全幅1,895 × 全高1,665mm |
| ホイールベース | 2,730mm |
| 車両重量 | 1,620kg |
| エンジン | 1.2L直3ターボ(48Vハイブリッド) |
| 最高出力 | 136ps(システム145ps) |
| 変速機 | 6速DCT |
| 駆動方式 | FF |
| 燃費(WLTC) | 19.4km/L |
| 乗車定員 | 5名 |
| 荷室容量 | 520L |
※輸入元の公式情報を基に編集部が掲載しています
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