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世界中で爆売れ中のコンパクトSUV。扱いやすいサイズ感と広い室内空間が魅力で、後期型は重厚感ある乗り心地とハイブリッド化でさらに万能になった。
プジョーが手がけるコンパクトSUVのなかで、街なかでの扱いやすさと存在感を両立させた一台が2008である。小径のステアリングと、その上端越しに見上げる高い位置のメーターを組み合わせたi-Cockpitを備え、運転席まわりはハッチバックの208と通じる凝った造形でまとめられている。フロントを彩るライオンの爪を思わせる縦三本のデイタイムランニングライトは、遠目にもプジョーの一台だと分かる目印になっている。
車名の数字が示すとおり、2008はBセグメントのハッチバック208を土台に生まれた背の高い兄弟車にあたる。現行型は二代目で、2019年6月に欧州で発表され、208と共通の新しいプラットフォーム(CMP)を採用した。日本へは2020年9月に上陸し、ガソリン車のSUV 2008と、電気自動車のSUV e-2008が同時に導入された。
欧州市場では、登場以来BセグメントSUV販売の常に上位につけ、2021年にはクラスの首位に立った実績を持つ。とりわけ電気自動車のe-2008は、2019年という早い時期からこのクラスの電動化を先導した存在で、欧州における2008の販売を底支えしてきた。
日本に導入された前期型のガソリン車は、1.2リッター直列3気筒ターボエンジンに8速ATを組み合わせる。最高出力は130psで、軽快な走りと日常での扱いやすさをねらった構成となっている。電気自動車のe-2008は、当初およそ50kWhの電池を積み、一充電あたりの航続距離はWLTPで310kmとされていた。
2023年10月、2008はマイナーチェンジを受けて後期型へと移行した。立体感を増したグリルや新世代のブランドエンブレム、上下に分割された新しいテールランプのグラフィックを採用して表情を一新。内装にも10インチのタッチスクリーンやワイヤレス充電などが加わり、装備が見直された。その後、1.2リッターガソリンターボにモーターを組み合わせたマイルドハイブリッドも設定されている。
同じ骨格を分け合う最も近い兄弟が、ハッチバックの208である。SUVならではの高い視点と荷室の使い勝手を求めるなら2008、より軽快な身のこなしを好むなら208、という選び分けになる。ガソリンと電気自動車を同じ顔立ちで選べる点も含め、フランス車やコンパクトSUVに初めて触れる人にとって、無理のない入り口となりうる一台だ。
| 新車価格帯 | 420〜445万円 |
| ボディサイズ | 全長4,305 × 全幅1,770 × 全高1,580mm |
| ホイールベース | 2,610mm |
| 車両重量 | 1,270kg |
| エンジン | 1.2L直3ターボ(48Vハイブリッド) |
| 最高出力 | 136ps(システム145ps) |
| 変速機 | 6速DCT |
| 駆動方式 | FF |
| 燃費(WLTC) | 17.1km/L |
| 乗車定員 | 5名 |
| 荷室容量 | 434L |
※輸入元の公式情報を基に編集部が掲載しています
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